2010年8月30日月曜日

Porte Maillot


ポルト・マイヨ(Porte Maillot)。
17区、パリの一番西側にあります。
凱旋門から地下鉄で2駅、ブローニュの森の北の端です。

なぜポルト・マイヨかと言いますと・・・
実は、新しい携帯電話を買いにきたのです。
新しい、といっても実は中古です。

個人から譲り受けたので、価格はかなり安かったです。
カメラ、音楽プレイヤー、カラー液晶と、前の携帯にはない機能がずらり♪

SIMロック解除済らしいので、今後は世界中でこれをメイン携帯として使います!
ただし日本・韓国以外(汗)

Le dernier déménagement

職場内の滞在者アパートに引っ越して1ヶ月と10日。
最後の引っ越しの日がやって参りました!

はじめは9月1日に、と言われていましたが、
次の部屋がすでに空いているので、早めに移ってくれと言われ、
今日の午前に引っ越すことに。

昨日(8/29)の夜に荷物をまとめておきました。

渡仏の際は、右側のスーツケース2個と椅子の上のバッグ2個だけだったのですが、
やはり荷物は増えますね・・・

ポット、コーヒーメーカー、無線LANルータ、食材、トイレットペーパー。
増えたのはそれぐらいです。
ちなみに、写真に写っている以外に、調味料と冷蔵庫の中身がありました。

さて、それでは!
引っ越し前後の部屋の写真をどうぞ!

引っ越し前。

引っ越し後。

何も変わっていませんね(笑)

でも実は、少しだけ違います。

(1) 2階(日本式3階)から5階(日本式6階)になりました(^_^)
  眺めが全然違います。
  ほら。世界アラブ研究所もよく見えます。中庭まで。

(2) ダイニングにちょっとした棚がおいてありました。
  前の住人が置いていったとか。。。

  そのおかげで、今まで棚代わりに使っていたローテーブルが、
  テーブルとして利用可能になったのです。

(3) ベッドが・・・ちょっとマシになった(かも)
  引っ越し前後の写真をよく見てみると、ソファの角度が違います。
  このソファがベッドになるのですが、前のソファはちょっとヘンだったみたいです。
  新しい部屋のベッドが水平であることを祈ります。。。

2010年8月28日土曜日

Voyage en Normandie: (2) Giverny


1883年4月、42歳のモネはジヴェルニーに居を移します。
そして、1926年に没するまでこの地に住み着き、多くの大作を完成させました。

「モネの家」には、世界中から多くの観光者がやってきます。
パリからの半日観光ツアーもたくさん準備されています (だいたい60E程度)。
ヴェトゥイユとは大違いです(笑)
(でも、そういう小さな村にも行けるのがレンタカー旅行の醍醐味ですね☆)


友達曰く、「この世の花を全部ここに集めてきたんじゃないか」と思えるほど、
たくさんの花、たくさんの色。











地下道をくぐってもう一つの庭へ。
そこには、連作「睡蓮」のモデルとなった池があります。
モネは、この池を見ながら200枚もの睡蓮を描いたそうです。

小川、池、竹、柳、藤、睡蓮、そして太鼓橋。
そこはまるで日本庭園でした。







浮世絵を収集するなど、日本に傾倒していたモネ。
Wikipediaによると、晩年のモネは来客があっても断ることが多かったそうですが、
日本人の来客は歓迎されたとか。
日本のことを気に入ってくれてたとしたら、なんだかちょっとうれしいです。

2010年8月27日金曜日

Voyage en Normandie: (1) Vétheuil


パリから車で約1時間。
セーヌ川のほとりにヴェトゥイユはあります。

ヴェトゥイユの役場(Mairie)のホームページによると、
人口はわずか881人。小さな村です。

37歳になったクロード・モネは、1878年から3年間この村に住みました。
そのときの家は今でも残っています。

村で一番高い場所にあり、かつ一番大きな建物がこの教会。
この教会も、ノートルダム。つまり、聖母マリアを奉っている教会です。
1日前(8月15日)にはきっと聖体行列があったことでしょう。

教会から見た街並み。
まだ朝早いせいか、人もほとんどいません・・・


パリのような都会と違って、石組みや木組みの家も結構残っています。
下の写真の家は石を組み上げた造りになっていて、いい味出してます。

ヴェトゥイユの村から車で少し離れるだけで、
見渡す限りの大草原が広がります。
モネが描きたかったのと同じように、私も写真を撮りたくなりました。
天気悪かったのが残念です。

村には30分ぐらい滞在。
朝早かったため、薬局とスーパーとタバコ屋(Tabac)しか開いてませんでした。
朝ごはん代わりにコーヒー1杯飲んで、
ジヴェルニーへ向けて出発です。

Voyage en Normandie: Prologue


テレビ朝日の番組「世界の街道をゆく」で採り上げられた
「芸術と文学の道(フランス)」(2010年7月)に誘われ、
ノルマンディに行ってみたい!!と思っていました。

ノルマンディといえば、第2次世界大戦の「ノルマンディ上陸作戦」が有名ですが、
印象派絵画や印象主義音楽、更には小説の舞台になるなど、
まさに20世紀初頭の芸術と文学を育んだ地域なのです。

 でも、電車とバスで行くのはすごく不便(バスが1日数便しかない)だし、
一人で行くにはレンタカーは高価。。。

で、19区に住んでいる友達を誘ってみたのですが、
なんとみんな行ってみたい!ということになり、
今回の旅が実現しました。
 フランスでパリ以外の街に行くのは、
2000年にコルマール(Colmar)に行って以来10年ぶり。
しかも、今回はレンタカー。
海外での運転、しかも右側通行なのは、2年ぶり2回目。
ドキドキ、ワクワクの旅の始まりです♪

滞在した街:
(1) ヴェトゥイユ(Vétheuil)
(2) ジヴェルニー(Giverny)
(3) ルーアン(Rouen)
(4) エトルタ(Étretat)
(5) ル・アーブル(Le Havre)
(6) オンフルール(Honfleur)
(7) ブーヴロン・アン・オージュ(Beuvron-en-Auge)

2010年8月26日木曜日

Sainte Chapelle


聖ルイ(ルイ9世)はヨーロッパの調停者とも呼ばれ、
理想的な王であったと言われています。

そんな聖王が建立したのが、このサント・シャペル(Sainte Chapelle)。
ここには、キリストがかぶった荊(いばら)の冠や、
十字架のかけらなどの聖遺物が納められていました。

荊冠は、ラテン帝国皇帝から買い取ったのですが、
その値段はなんと、サント・シャペル建設費の3倍以上だったと言われています。


サント・シャペルは裁判所の敷地の中にあります。
パリ警察の道を挟んだ向かい側。
というわけで、レセピセを取りにきたついで(?)に、サント・シャペル観光です♪

サント・シャペルの見どころは、何と言ってもステンドグラス。
シャペルの2階の壁は、ほぼすべてステンドグラスで覆われており、
巨大な宝箱のようです。




残念ながら、いちばんオイシイところは工事中・・・orz
それでも、柔らかい光に包まれた教会の内部は、
実に神秘的で美しかったです。

1階部分には、聖王ルイの石像があります。
天井の青と壁の赤のコントラストが実に綺麗でした。

Récépissé de Demande de Carte de Séjour

フランスに入国して2ヶ月と20日。
今日、やっと「レセピセ」と呼ばれる「仮」滞在許可証をゲットしました!

でもまだ「仮」なんです。
いや、実は「仮滞在許可証」なんてものはなく、
「滞在許可証申請の受領証」 なのです。

一応政府が発行しているので公式なもので、効力は抜群です(笑)
これがあれば海外にも行けますし、
銀行口座も作れますし、
人によっては働くことも健康保険に加入することもできます。

じゃあこれを滞在許可証にすればいいのにね、と思ってしまいました。
フランスは移民が多いため、審査に時間がかかるそうです。

さて、このレセピセ、申請の際には職場の担当者が全部代行してくれたのですが、
取りに行くのは本人でないとダメだそうで、
恐る恐るパリ警察に行ってきました。
場所はシテ島で、ノートルダムのほぼ真ん前にあります。

中に入ると (当然のように)X線検査がありました。
入口を抜けると受付みたいな場所があって、
一応そこで聞いてみました。
「中庭に出て左、1階に上がって・・・」あとはよく分かりませんでしたが(汗)
 


職場で教えられた場所、「Escalier F,1er étage,Salle 1516」に向かいます。
要するに、F階段で1階に上がって1516号室を探せばいいわけです。
部屋の前にはこんな装置が。。。

銀行とかにあるアレです。番号札を取って呼ばれるまで待って下さいっていう。
でも、機械には青い紙が貼り付けられています。 
札も出てません・・・
ボタン?あるの?

とそこへ同じくレセピセ待ちをしていた紳士がやって来て、
「これだよ」と言いながらボタンを押してくれました。
なんと!紙に印刷されている赤い●がボタンとは・・・orz
てっきり故障中で紙が貼ってあると思いましたよ。

でも 今よく読むと、看板に「赤いボタンを押せ」って書いてますね(笑)


待つこと約20分。 自分の順番が来て部屋に入ります。
パスポート出して、さらに待つこと1分。

そしてついにレセピセ受領!

あくまでも、滞在許可証を申請したという受領証でしかありませんので、
有効期限は3ヶ月。
それまでに健康診断を受けて、(本物の)滞在許可証の発行を待ちます。

ん?有効期限は10月25日?
あと2ヶ月しかないですね。
発行日は・・・7月26日!!
なんと!!
バカンス1ヶ月も取ってるから、こういうことになるんだよ、ホントに。。。


健康診断の日程については、OFII(入国管理局) から職場に連絡が来るそうです。
またそれまで待つのみ。
時には3、4ヶ月も先になるとか。
まぁよくあることです。ここでは。(苦笑)

2010年8月25日水曜日

Google検索可能!

今日、このBlogサイト「Mysterious Paris」が
Googleの検索結果に出てくることに気づきました!

「myst paris」で検索してみて下さい。
Google使用言語が日本語になっていれば、一番目に出てきます♪

・・・これ、実はもっと前からそうだったかも知れない。。。


私は長くSleipnirを愛用してきました。
Windows標準のInternet Explorerの描画エンジンを使うので、
ActiveXにも対応。Windows Updateも表示可能。
それでいてIEよりも高速。
Proxy設定もWindows設定のものをそのまま使ってくれるので、
VPN張るときも自動的に設定を変えてくれる。
これだけ積極的な理由があったのです。

しかし・・・
最近iGoogleを使うようになってから、
Sleipnirの異常終了が増加。
ガジェットからGoogle翻訳(仏→英)を使うと、
ときどきSleipnirがハングします。
しかも動作が遅い。

それと、Sleipnirの検索バーでGoogleを使うと、
実は検索結果にフィルタがかけられているって知ってましたか?
試しに「myst paris」を検索してみて下さい。
もっと正確に「mysterious paris」でも構いません。
「Web全体を検索」を選んでも、このサイトは出てこないのです。
clientパラメータが設定されて、フィルタがかかっているみたいです。

そんなわけで、今日からまたFirefox使いになります!

ちなみに、Proxy設定は「Multiproxy switch」アドオンを
使うことにしました。

2010年8月24日火曜日

Bain

フランス語でバスタブのことをバン(bain)といいます。
K君にお願いして、日本からバスタブを持ってきてもらいました♪

パリに住み始めて2ヶ月半、これでやっとお風呂に入れます。

はい、これです!



入浴の仕方:
(1) 足を伸ばしてお湯につける。上半身は当然お湯の外です。
(2) 上半身をお湯につける。足は当然お風呂の外です。
(3) 右向きになってひざを抱える。左半身は当然お湯の外です。
(4) 左向きになってひざを抱える。右半身は当然お湯の外です。

(1)~(4)を数分ごとに繰り返すと・・・
シャワーの100倍、いや1000倍、いや、0は何倍しても0ですからね!!!!
本当にいいですよ!!
我ながら、よく思いついたと思います。子供用プール(笑)

ただし、このお風呂、注意すべきことがあります。
あまりお湯を入れすぎると、タンクの湯を使い切ってしまい、
シャワーを使うころには水になるのです・・・
特に冬には要注意ですね!

2010年8月23日月曜日

Marais

マレ地区。
バスティーユ(Bastille)、オテル・ド・ビル(Hôtel de Ville)、
レピュブリック(République)で囲まれた地区で、
パリの中でも特に人気のある街です。

歴史的建造物と現代文化が溶け込む地域で、
美術館もたくさんあります。

今日は、前に住んでた19区のアパルトモンを紹介してくれたMarcの誘いで、
マレのレストランで晩ごはんを食べました。

まずは食前酒を飲みにBarへ。
お店の名前を確認するのを忘れました・・・
飲んだのはMojito。
パリで大流行中のラムベースのカクテルです。
ミントとライムが効いておいしいですよ♪


その後レストランLe Pick-Clopsに移動。
ここは30年ぐらい内装を変えていない店だそうで、
アンティークな雰囲気が漂っていました。
かかっている曲も70~80年代のアメリカン・ロックだったり。


食べたのはタルティーヌ(Tartine)と呼ばれるもので、
パンにハムとチーズをのせて焼いたもの。
単純なのにおいしかったです。

2010年8月22日日曜日

Vue nocturne de la Seine

夜のセーヌ川。

パリの夜景は本当に美しいです。
暖色系の灯りが多いためでしょうね。

K君と一杯やって、ちょっと寄り道して帰ってきました。
セーヌ川の夜景を3枚。

1枚目は、オーステルリッツ橋(Pont d'Austerlitz)から見た
オーステルリッツ高架橋(Viaduc d'Austerlitz)。
105年前に架けられたメトロ専用橋です。


2枚目は、マリー橋(Pont Marie)から見た
ルイ・フィリップ橋(Pont Louis Phillipe)。
1862年に完成した橋で、セーヌ川の右岸とサン・ルイ島を結んでいます。

写真には写っていませんが、マリー橋はパリで最も古い橋の一つだそうで、
1614年に建設開始・・・なんと400年も前です。


3枚目は、トゥールネル橋(Pont de la Tournelle)から見た
ノートルダム寺院の裏側。
ライトアップされたノートルダムが荘厳さを増しています。
左に見えているのは、アルシュヴェシェ橋(Pont de l'Archevêché)。
パリで最も道幅の狭い橋です。
Wikipediaによると、1910年に架け替えが決定したのですが、
100年経つ今もまだそのままだそうです・・・仕事遅いね(笑)

2010年8月21日土曜日

Tour Eiffel

エッフェル塔。
パリの観光名所として世界中の人たちが頂上を目指します。

フランス革命100周年記念の1889年、
パリ万博のためにエッフェル塔は建設されました。
「金属産業の独創的傑作」として選出されたエッフェル塔は、
当時はパリの景観を汚すものとして嫌われていたそうです。

万博終了後の1909年、エッフェル塔は解体されることになっていましたが、
軍事用の無線電波塔として延命利用されることになりました。
120年を経た今でも放送電波塔として現役です。

1991年、パリ・セーヌ川沿岸周辺は世界遺産に登録されましたが、
もちろんエッフェル塔も含まれています。

エッフェル塔の展望台から真下を見た写真です。
Googleマップみたいになっています(笑)


展望台から見たエトワール凱旋門。
間近に見ると大きな凱旋門も、エッフェル塔から見ると
おもちゃのように小さく見えます。


3枚目はエッフェル塔の電飾演出。
23時からの演出にギリギリ間に合いました♪


ちなみに、展望台エレベータの待ち時間ですが、
入口(切符購入+1階・2階展望台行きエレベータ)で1時間15分程度、
2階展望台(最上階展望台行きエレベータ)で30分程度でした。