2011年1月24日月曜日
Vacance en Côte d'Azur (3): Monaco
モナコ公国(Principauté de Monaco)。
領土面積1.95平方キロメートル、人口32,270人。
1228年にジェノヴァ共和国がこの地にモナコを建設。
しかし、ローマ教皇派(ゲルフ)と神聖ローマ皇帝派(ギベリン)の対立により、
モナコは皇帝派によって占領されます。
1297年、フランソワ・グリマルディは、修道士の姿に変装して要塞に侵入、
ギベリンから当地を奪還してモナコ公国の始祖となりました。
現在の大公も、このグリマルディの親族(フランソワの従弟の子孫)です。
歴史的なことはWikipediaなどに任せるとして、
写真をお楽しみ下さい♪
前回紹介したエズ(Èze)から車で30分ほどでモナコに入国。
入国といっても、国境線も、入管もありません!
どこからモナコになったのかも分からないうちにモナコでした(笑)
(多分看板はあったはずですが・・・)
入国したのは夕方ごろ。まだ空がうっすらと明るいですね。
ところが、ホテルの駐車場が分からない・・・
ホテルの周りをグルグル回って。。。
しかも一方通行にはまったりして。。。
気がついたら空は真っ暗(汗)
まだ駐車場がどこか分かってません(>_<)
結局、ホテルの前に車を止めて聞いてみることに。
そしたらなんと、ヴォワチュリエ(Voiturier)がいたのでした。
つまり、お願いすれば駐車場まで運んでおいてくれるのです。
(もちろん有料ですが・・・)
さすがは高級ホテル!
泊まったホテルは、カジノ広場(Place du Casino)にあります。
モナコなのに、なぜか名前はオテル・ド・パリ(Hôtel de Paris)。
ロビーすげー(汗)
超デカいシャンデリア。
ホテルの前は高級車のための駐車場?
それとも、カジノのお客様用でしょうか。
カジノ広場はクリスマス・イルミネーションでド派手でした。
かき氷のミックスみたいな(笑)
別の角度(カジノ前)から。
実はこのライティング、いろいろな色に変わるのでした。
そしてこれがグラン・カジノ。
中に入るには、入場料10Eがかかります。
(オテル・ド・パリ宿泊者は無料で入れます。)
カジノ前にはスーパーカー(死語?)がたくさん!!
Racing Liveのガレージみたい(笑)
せっかく無料なので、場違いと思いながらとりあえず中へ!
1円も使うことなく、お部屋の美しさだけを堪能してきました。
(カジノですので、内部撮影禁止です。)
内装は、それはそれはすばらしかった!!
窓からチラっと見えたシャンデリアを、ズームを使って外から撮りました。
多分これは特別室のものと思われます。
なんとこのカジノ、オペラ・ガルニエと同じシャルル・ガルニエ作。
どおりで優雅で豪華なわけだ。納得。
カジノを出て、少し散歩。
F1で有名な、あのヘアピンへ。
現在はグランドホテル・ヘアピンって言うんですね。
テレビでは分からないけど、結構な高低差です。
トンネルの入口。
そして翌日。
朝ごはんを食べるころには朝日が♪♪
しかし、ホテルを出ることにはまた雲で覆われていました(泣)
オテル・ド・パリの海側を回って、街歩き開始です。
ちょうどF1コースを逆周りに進みます。
人口密度16,549人/km2というだけあって、とにかく建物が超密集。
地震のない地域だからできる荒業ですね。
しかし、やっぱり熱海のようにも見える(汗)
F1コースになっている、ボー・リバージュの坂。
やはり結構な高低差ですね。
F1の第1コーナー、サント・デヴォーテ教会(Église Sainte-Dévote)の辺りは
崖になっていて、ものすごい場所に建物が・・・
これが教会で。。。
教会の左上。
教会の右上。
こうでもしないと建物を建てる場所がないんでしょうね・・・
教会の内部はこんな感じでした。
カジノと違って、おとなしい感じです。
そしてスターティング・グリッドのある場所です。
ちょっと分かりにくいですが、グリッドの後が見えますね。
ハーバー。ポール・エルキュル(Port Hercule)と言うそうです。
プールサイド・シケインのちょっと手前あたりから撮影。
最終コーナー、アントニー・ノウズ付近。
丘の上に建物が見えますね。
歩道(階段)がありますので、登ってみることにしました。
どうやら砦のようですね。
丘の上には、モナコ大公宮殿(Palais Princier de Monaco)があります。
広場の片隅、砦の坂を登ってきたところには、
修道僧に変装したフランソワ・グリマルディの銅像がありました。
丘の上は旧市街地。
こんな感じの狭い路地が何本か出ていました。
路地好きにはたまらん風景(笑)
海を見下ろす丘の上に立つモナコ大聖堂(Cathédrale de Monaco)。
モナコ大公レニエ3世妃、グレース・ケリーもここに眠っているそうです。
(残念ながら中には入れませんでした。)
大聖堂の隣にある建物。
フォンテーヌブロー宮殿のような馬蹄型の階段。
今にも女優がこの階段を降りてきそうです。
モナコ海洋博物館(Musée océanographique de Monaco)。
ブティックにだけ入りました。
憧れのコートダジュールですが・・・
やはり、あいにくの天気でした(>_<)
丘の上から見たモナコ市街地。
ハーバーを囲んで建物が林立しているのがよく分かりますね。
左に90度ほど回って、山側を見てみましょう。
すげー建物の数。。。
「所得税0%!」の魅力に惹かれて、
この国への移住を望む人が世界中から押し寄せます。
しかし、仕事をしない場合には相当高額な預金残高が必要だそうで・・・
私には縁遠い国でした(笑)
モナコ編、いかがでしたか?
次回は・・・食事編、かな。
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