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2011年3月9日水曜日

Château de Vincennes

パリ市を囲んで走る高速道路、ペリフェリック(Périphérique)の東側に
隣接している大きな森、ヴァンセンヌの森(Bois de Vincennes)。
パリエリアの外側にありながら、パリ市(12区)に属しています。

元は王の狩猟地でしたが、フランス革命後は軍の演習場として、
そして第2帝政時代にナポレオン3世によって公園として整備され、
現在に至っています。

公園の敷地には、12世紀から残るお城、
シャトー・ド・ヴァンセンヌ(Château de Vincennes)があります。

メトロ1番線の西の終点、シャトー・ド・ヴァンセンヌで降りると、
そこにはお城の大きな門が現れます。


お城だけあって、お堀の幅も深さもすごいです。

ヴァンセンヌ城の見どころは2箇所。
まずは主塔部、ドンジョン(Donjon)です♪
12年の修復工事を終え、2007年から一般公開されています。

正面から。

入場料8E、オーディオガイド4.5Eを払って中に入りました。
中庭の様子。

中庭から見上げる主塔。


主塔を囲む外壁の展望台から中庭を見たところ。
主塔にはこの橋を渡って入ります。

外壁にある鐘は、時報として利用されたとのこと。

外壁からまっすぐ主塔を見たところ。

外壁の回廊。

さぁ、いよいよ橋を渡ってドンジョン内部へ。

主塔に入るとすぐにあるのは、客人用の大広間。

「王の階段」を上がると、大広間の真上に王の寝室があります。
同じようにセンターに柱があるのですが、
上下の写真を見比べると色が違うのが分かりますね。

王の寝室はカラフルに塗られていました。
シャルル5世はここに愛用の調度品を並べていたそうです。

国王が住まなくなった16世紀からは、牢獄としても使われるようになり・・・
ニコラ・フーケやドゥニ・ディドロなどが投獄されていたようです。

見学時間は1時間もあれば十分でした。

見どころの2つ目は、このチャペル。
シテ島のサント・シャペル(Sainte Chapelle)と似ています。
それもそのはず。シテ島のサント・シャペルをモデルに、
シャルル5世が作らせたシャペル。
その名も「サント・シャペル・ド・ヴァンセンヌ」(Sainte Chapelle de Vincennes)。

シテ島のサント・シャペルとの最大の違いは・・・
ステンドグラスの量ですね。

反対側から。

1時間に1回、中に入ることができます。
(入場料は上の主塔の入場料8Eに含まれています。)

他の教会と異なり、1つの長方形の部屋から成るシンプルな構成。
シテ島のサント・シャペルのように2階建てにもなっていません。

両側の窓がステンドグラスでないこともあり、
教会内部はとっても明るいのです!

天井のようす。

祭壇奥のステンドグラス。
一部壊れて板を入れてます(笑)

入口上部のバラ窓。
音楽隊が入る場所、でしょうかね。

両脇の窓の上部。

祭壇には、サン=ルイの銅版がありました。
シテ島と同じく、ここも聖ルイを祀るシャペルなのです。

祭壇の裏には、なんだか分からない彫刻が。
サラマンダー?
ということは、フランソワ1世の紋章ですね。
(ちなみに、フランソワ1世はシャルル5世の曾孫だそうです。)

2011年2月16日水曜日

Voyage à Provins (1): Château de Blandy-les-Tours


この前の日曜日、久しぶりに友達とドライブに行ってきました。
前回行ったのは11月だから、3ヶ月ぶりぐらいです(メンバーは替わってます)。

前回と同じく、パリ・リヨン(Gare de Lyon)駅に7:30集合。
この時期、まだ夜は明けてません・・・ 時計台がキレイですね。


さて、今回の旅、目的地はプロヴァン(Provins)なんですが、
プロヴァンの様子は後編にとっておきまして、
まずはブランディ(Blandy)という小さな村から始めましょう。

パリから直線距離にして約45km、パリとプロヴァンのまん中あたりに
位置するこの村には、13世紀に作られた要塞、
ブランディ・レ・トゥール城(Château Blandy-les-Tours)があります。
(Googleマップで見る)

王領地とシャンパーニュ伯爵領の境界にあったことから、
監視場所としての役割を担っていたそうです。

その後は、王族の住居、農場などとして利用され、
19世紀になって歴史的建造物に指定。
最終的には1992年に県が買い取り、
2007年に完全修復されて一般公開が始まりました。


それでは写真をどうぞ!

ご覧のとおり、この城には大きな塔が複数あります。その数6本。
だから「les Tours」(英訳:The towers)って言うんですね。
そして、そのすべてに名前がついています。
左:主塔、右:資料塔。

ここが入口。入場料は6E。学生さんは無料です。
右が監視塔、そのすぐ左奥が主塔。

中庭。右:司法の塔、左:北の塔。

主塔を中心に、右:監視塔と左:資料塔。

主塔からは、橋が出ており、城壁の上を歩いて探索できます。


主塔内部。

18世紀前半、農場として使われていた頃、
塔の屋根はすべて取り払われていたそうです。
この屋根は1992~1994年に修復されたものです。

主塔の展望台から。見えているのは監視塔です。


中庭。四角い塔が「正方形の塔」、右側は「資料塔」です。

城壁の通路はこんな感じです。



中庭の地下にある貯蔵庫。


正方形の塔と北の塔の間にあるホール。
1984年の修復で、ブランディ住民の交流の場として作られたそうです。

壁に貼りつく木。意外にもキレイ。

ブランディからは以上です。

車を走らせ、プロヴァンへ!
今回の旅は運転手がもう一人いるんですよ!(Merci Aさん♪)
ということで、助手席から写真を撮りました。



天気が悪いのが残念でしたが、
どこまでも広がる農地が印象的です。

後編へ続く。