2011年1月21日金曜日
Vacance en Côte d'Azur (2): Èze
コート・ダジュール第2弾は、エズ(Èze)。
標高427mに作られた要塞村です。
ニースとモナコのちょうど真ん中あたりに位置します。
(Google Mapで場所を確認)
南仏のこの辺りは、昔からローマ人やムーア人に支配された地域。
異国人からの襲撃から逃れるため、山や丘の上に集落を作ったのが始まり。
このように山の上に作られた隠れ里集落を、「鷲の巣村」と言うそうです。
コートダジュールには100を超える鷲の巣村があり、
夏にはヴァカンスの滞在先として賑わってるんですって。
エズは海岸線からはわずか620m。
南仏の地形って、海と山がすごく近くて、何だか少し日本を思い出す。
熱海・・・みたいな感じですね(いっしょにするな!)
実際には、紺碧の空と地中海が、熱海とは違うんでしょうけどね。
あぁ見てみたかった・・・(泣)
さぁ、それでは気を取り直して村に入りましょう。
まずは要塞の入口にあるエズの地図。
「Cité Médiévale(中世の都市)、
Village d'Art et de Gastronomie(芸術と美食の村)」だそうです。
一歩内部に足を踏み込むと、
そこはもうアミューズメントパークそのもの!!
街並みをお楽しみ下さい♪♪
カメラ目線の猫(笑)。
石組みの家々と細い路地。とにかくカワイイ村です!!
そんなところに惹かれてか、毎年人口は増加しています。
そして、村のあちこちに美術品やアクセサリーの店が。
村から見た地中海♪
あいにくの天気で、色が・・・ 色が・・・(泣)
真っ青な海と空を想像しながら見よう!
崖から下を覗いて見えた庭園。
村で最も有名なホテル&レストラン、シャトー・ド・ラ・シェーヴル・ドール
(Châteaux de la Chèvre d'Or)。ミシュランの星付きです。
ホテルは非常に広く、いろんなところに入口がありました。
これはその一つ。
シェーヴル・ドールとは・・・屋根の上にいますね。
ここでお昼ごはんを食べたかったのですが、
なんと工事中で閉鎖中でした(泣)
もう一つのホテル&レストランも工事中。。。
どうやら閑散期の冬場に改装工事をするのが一般的のようです。
なので、別の小さいレストランで食事。
頼んだものは・・・
「自家製フォアグラ」と「白・黒トリュフのオムレツ」♪♪
さすがは自称「美食の村」、おいしかったです!
そして次は、村のランドマークとなっている黄色い色の教会、
ノートルダム・ド・ラソンプション教会(Église Notre Dame de l'Assomption)。
この教会、小さいけれども内装は素敵でした。
城壁を出ると、舗装されていない道が1本、海岸に向かって伸びています。
ここは、ドイツ哲学者のニーチェが「ツァラトゥストラはかく語りき」の
構想を得た場所、「ニーチェの小道」です。
看板にもあるように、この道をずっと行くと山を完全に下りて、
海(MER)、駅(Gare)、海岸(Plage)に行けます(笑)
ということは・・・
電車でエズに来る場合には、
この未舗装路をひたすら登ってこないといけないんですね!!(泣)
レンタカーでよかったです。
ニーチェの小道の先にある展望台からエズ村を望む。
第2弾はここまで。
次回はいよいよモナコ・モンテカルロを紹介します♪
乞うご期待!
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非常に可愛い村ですね。迷い込んでみたいです!
返信削除芸術と美食の村・・・食の方は体験されなかったのでしょうか。
コメントありがとうございます。
返信削除食事の写真、アップロードしておきながら挿入するのを忘れてました(汗)
文章を修正したので、見て下さいね!