2011年1月8日土曜日
Montmartre, encore!
今日のBlogは2度目のモンマルトルです。
この前行ったときは、サクレ・クール寺院だけしか見れなかったので、
モンマルトルの丘の下を散策に再度行ってきました。
メトロ2号線、ブランシュ(Blanche)駅を降りると、目の前に真っ赤な風車が。
そう、かの有名なキャバレー、ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge)です!
1889年オープンで、120年の歴史があります。
ショーは夜7時からなのに、昼間から多くの観光客がここを訪れ、
写真を取りまくってました。
私もその中の一人ですが・・・(汗)
ルピック通り(Rue Lepic)を北に向かって上っていくと、映画「アメリ」で
有名になったカフェ・デ・ドゥ・ムーラン(Café des 2 Moulins)があります。
きっとアメリ好きには外せない観光ポイントですね。
メニューにもアメリが。
映画ポスターが掲示された席は大人気で、
ポスターの前で記念撮影するお客さんがたくさんいました。
ランチの時間をとっくに過ぎているというのに、
カウンターを含めお店は満席に近い状態でした。
そしてアメリのマイブーム、「クレーム・ブリュレのカリカリのお焦げを潰すこと」。
このサイズで5.6Eはちょっとお高めです。
食事をすると、テーブルにこんな紙を敷いてもらえます。
そして、トイレの前にはアメリに関するグッズがいっぱい!
手前の瓶やカップは、映画で使われたものなんでしょうかね。
カフェを出て、少し散策しました。
まずは、ゴッホの家。
上のカフェと同じルピック通り沿いにあります。
1886年、ゴッホはフェルナンド・コルモンに師事して絵を学ぶため、
パリ・モンマルトルに移住しました(参考:英語版wikipedia)。
それがこのアパルトモンの一室だったそうです(内覧はできません)。
ドアのすぐ左の壁に、プレートが掲げられています。
(日本語訳:ヴィンセント・ファン・ゴッホは、弟のテオとともに、
1886年から1888年までこの家に住んだ。)
さらにルピック通りを歩いていくと、二つの風車があります。
その昔、モンマルトル地区には14台の風車があったそうですが、
今では2台だけしか残っていないとのこと。
ユトリロやゴッホによって描かれた、有名な風車です。
もともとは、「Blute-fin」と「Radet」という名前がついていましたが、
今では両方ともムーラン・ド・ラ・ギャレット(Moulin de la Galette)と
呼ばれているそうです(参考:フランス語版Wikipédia)。
1つ目がこちら、Moulin Blute-fin。
オリジナルは1622年完成(何度も修復)。
トロゼ通り(Rue Tholozé)の正面にあります。
そして2つ目が、Moulin Radet。
ルノアールやピカソ、ロートレックが描いたダンス風景画、
「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」は、こちらの風車の場所にあった
ダンスホールが舞台になったとのこと。
今はレストランになっています。
そして、ラヴィニャン通り(Rue Ravignan)の北のつき当たり、
公園のようになっているこの場所に、
有名なアトリエ洗濯船跡(Le Bateau Lavoir)があります。
今から100年前の1900年ごろ、まだ家賃の安かったこの地に
画家や彫刻家、詩人などの芸術家が住み着きました。
有名どころでは、ピカソ、ルノアール、モディリアーニなど。
建物が船のように見えたことから、アトリエ洗濯船と名づけられました。
残念ながら、1970年5月の火災で焼失、
現在の建物は1978年に再建されたものです。
壁にはアトリエ洗濯船の解説ボードがありました。
外国からの観光客が、ガイドさんの案内を聞いていました(たぶんドイツ語)。
こちらも内覧はできません。
モンマルトル墓地を見渡す通り、コーランクール通り(Rue Caulaincourt)を通って
ブランシュ駅まで戻ってきました。
その頃にはムーラン・ルージュがライトアップされていました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
懐かしいですね、アメリ。
返信削除豚のランプと金属の小物入れ?は分かるんですが、
他の小物はサッパリです。
そちらのお店にもタバコ売り場はあったんですか?
アメリ、映画館で見ました。もう10年ぐらい前ですよね。。。
返信削除こっちに来る前にDVD購入したんですが、見ないまま渡仏。
小物についてはすっかり忘れてます・・・
帰ってすぐ復習しないとですね(笑)
タバコ売り場はなかったと思います。