2010年10月8日金曜日

続: 鯛かメバルか

昨日のBlogでDorade Sébasteの話を書きましたが、
日本語サイトにも興味深い記述がありましたので続編を。

私は「アカウオ」って聞いたことなかったのですが、
u5氏のコメントから「赤魚」を検索してみました。
Googleの検索結果

「赤魚」って「アコウ」と読むんですね。
基本的には赤い魚のようです。

そして、なんと日本語でも「鯛」が登場するんですよ・・・
アコウダイ(Wikipedia)

赤魚鯛=アコウダイ。学名Sebastes Matsubarae。
フランス語と同じSebasteが含まれています。

でこの魚、カサゴ目フサカサゴ科メバル属
なんだ、やっぱりメバルじゃん(笑)


それでは次に鯛を調べてみます。
鯛(Wikipedia)

狭義には、「鯛」はスズキ目スズキ亜目タイ科に属する
クロダイ、マダイ、チダイ、キダイなどを指します。

しかし広義には、偏平、大型、赤っぽい体色、白身の魚を含み、
この場合「○○ダイ」という和名が付いている・・・

はぁ・・・
メバルを鯛って呼ぶの、フランスだけじゃなかったですね(笑)

ちなみに、アコウダイ以外にも、キンメダイはキンメダイ目(!)で、
鯛じゃないけど「タイ」と呼ばれてますね。


結論:
 アコウダイはメバル属だけど、鯛と呼ばれる。
 これ、フランスだけじゃない。日本もだよ!

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