2010年9月17日金曜日

Voyage en Angleterre: Londres (1)

ついにイギリスへ!
人生初のイギリスは、なんと飛行機ではなくユーロスターでの上陸となりました。
到着はセント・パンクラス(St. Pancras)駅。所要時間は2時間半です。

道を挟んで隣には、有名なキングス・クロス(King's Cross)駅があります。
もちろん、9と3/4ホームも!


まずは、ロンドン散策。
ロンドンの街並みは、パリのそれとはかなり違っています。
パリは石造り、ロンドンは煉瓦造り、という感じでしょうか。





イギリスと言えば、大英博物館(British Museum)。
所蔵700万点、常設展示15万点という膨大な展示品の数々。。。

そのなかでも最大の見どころは、やはりロゼッタストーン(Rosetta Stone)。
1799年、ナポレオンがエジプトに遠征した際に発見された石で、
3つの言語(古代エジプトの神聖文字と民衆文字,ギリシャ語)が書かれています。
ロゼッタストーンにより、古代エジプトの神聖文字を解読することができたのです。


エジプトのピラミッドにあったラムセス2世の像。かなりデカいです。

イースター島のモアイ像。こんなのまで持ってくるのか・・・(笑)

パルテノン神殿にあったレリーフ。
ギリシャ政府から返還要請が出ても、一向に返す気はありません。
「こんなにも綺麗な状態で保存できたのは、我々が持ち帰ったおかげだ。」
だそうですよ。

アッシリアの遺跡から剥がしてきた石版。
アッシリアといえば弓チャリ(笑)弓チャリと弓騎兵がたくさん描かれていて納得。

アジアからも・・・これはスリランカの菩薩像。美しい女性です。

日本からも展示が。ここで北斎を見るとは、驚きです。


続いてバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)。
バッキンガム公の私邸だったこの建物をジョージ3世(George III)が買い取り、
国王の私邸にしたのが始まりだそうです。
その後、ジョージ4世のときに大改築を行って宮殿となり、
現在はエリザベス女王のお住まいになっています。

9月のこの時期は、2日に1回、陛下をお守りしている衛兵の交代式が催されます。
30分以上前に行ったのですが、いい場所はすでに全部占拠されていました・・・
交代要員がいずこからかやって来る場面はよく見えましたが、
肝心の交代シーンはあまりよく見えませんでした。。。


8、9月の約2ヶ月間、バッキンガム宮殿の内部を拝観可能!(入場料£17)
交代シーンが見えなかったこともあり、サッサと拝観モードに切り替え。
「バッキンガム宮殿は小さい」と言われているらしいですが、
私から見れば大きくて、かつ豪華絢爛!さすがは現役の宮殿です。
ジョージ4世が収集した絵画もたくさん展示されており、見どころたくさん。
フェルメールもありましたよ!(「音楽の稽古」1枚だけでしたが)
残念ながら宮殿内は写真撮影禁止。。。
見たい方は是非足を運んで下さい!
下の写真は、中庭からの写真です。


そしてナショナル・ギャラリー(National Gallery)。
15世紀から現代までの絵画を多数所蔵しており、魅力的な美術館の一つです。

フェルメールの「ヴァージナルの前に立つ女」と「ヴァージナルの前に座る女」や、
モネも数枚あって、有名なところでは「睡蓮」と「日本の橋」など。
日本の橋は、かなり晩年に描かれたもので、緑一色(?)なやつを見ました。
(Wikipediaによると、他の日本の橋もあるようです。)
そのほか、レンブラント、ルーベンス、ダ・ヴィンチなどの有名作品の一部には、
日本語の解説があります(音声ガイドは£3.5です)。


美術館を出て夜の散歩。
まずはロンドン塔(Tower of London)。

ロンドン塔から歩いて5分のところに、
かの有名な跳ね橋、タワーブリッジ(Tower Bridge)があります。

テムズ川岸から写真を撮ってたらサイレンが聞こえました。
なんだ??と思っていたら、橋が跳ね上がるではないですか!

橋が上がったところに、高いマストの船が通り過ぎました。
なんとタイミングがいいことでしょう。

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