2010年12月21日火曜日

Vine Linux 5.2 avec TGIF!!

Blog更新、6日ぶりです(汗)
時間経つの、本当に速いですね。。。

日本でもニュースになっているようですが、西ヨーロッパでは大雪が続いています。
ロンドンのヒースロー空港は1日中閉鎖状態だったり、
ユーロスターも大幅に遅れてたり。
今週からクリスマス休暇に入る人々が多いのですが、
足止め食らって大変なようです。

気温はというと、寒い日は1日中氷点下、ましな日でも最高3、4度ぐらい。
まぁそんなわけで、買い物と洗濯以外、外出してませんでした(>_<)

で週末、PCに新しいLinuxを入れたので報告を。
かなりマニアックな報告ですいません(笑)


UNIX系のOSを使い始めて、かれこれ18年が経ちます。長っ!
(SunOS 4.1.3とかSolaris 2.3とかFreeBSD 2.1.5とか、懐かしい!)
といっても、普段はほとんどWindowsユーザ。
最近は、仮想コンピュータなる便利なアプリがあるので、
無料のVMWare Serverを使って、Windows上でLinuxを起動しています。
使っているのはVine Linux。これまた無料です。

過去18年分、というとちょっと大げさですが、これまでのほとんどのデータは
EUC-JPという漢字コードで作成してきました。
UNIXではEUC-JPを使うのが標準的でしたから。
SunOSでも、Solarisでも、FreeBSDでも、Vine Linuxでも、
ずっとEUC-JPで統一して使ってきました。

ところが最近、UTF-8なる文字コードが登場。。。
各国の文字コードを、世界共通にしようという動きです。
(Windowsの漢字コードも、Shift-JISからUTF-8に変わろうとしています。)

テキストファイルなら、文字コードの変換をするだけでOK。
しかし、開発が止まったアプリケーションは、
今さら新しい文字コードには対応してもらえないのです。。。
つまり、日本語はすべて文字化け。

さっさと新しいアプリに乗り換えろって声が聞こえてきますが(笑)
昔描いた図とかグラフとか、使いまわしたいですよね・・・

Google先生にお願いして、やっと私と同じ考えの人を見つけました!
で、ついに新しい環境に乗り換えです!!

新しいOSはVine Linux 5.2。
古いOS(Vine Linux 4.2)を削除してインストールする勇気はないので、
仮想マシンを新規追加。なので、両方とも動きます。

最近のVineは、標準はGNOME環境を搭載していますが、
仮想マシンで動かすには重過ぎる!!
GUIはあまり好きじゃないので、さっさと環境を放棄し、
軽量ウィンドウマネージャのfluxboxを入れました。
学生時代から17年付き合ってきたfvwmともついにお別れです(泣)
ターミナルはktermからxtermへ乗り換え。
いつの間にかxtermもUTF-8対応です!
日本語入力はVine 5.2標準のscim+anthy。
egg/kinput2+Cannaからの乗り換えです。

で、懸案のドローソフトTgifですが、
富山県立大学ソフトウェア工学講座様のおかげで
完全に使えるようになりました!!
ありがとうございます。

VinePlusで用意されているソースにパッチを当てて、
UTF-8で入力された文字をTgif内でEUCに変換するという荒業です!
(動けばいいのさw)

ちなみに、TeX(platex)はUTF-8でもEUCでも問題なく読み込んでくれて、
DVI表示も問題なし。PDFの作成(dvipdfmx)もOKでした♪


というわけで、TGIFユーザのみなさん、
これでスムーズにUTF-8環境への移行ができますね!!
(実際には移行してない、って話もありますが 笑)

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