2010年12月5日日曜日

Musée du Louvre

今日は第1日曜日。
そう、毎月恒例の、美術館が無料になる日です♪

というわけで、ルーヴル美術館へ行くことにしました。
何度も行ってるのに、いくつか見逃しているものがあるので・・・


今日は迷わずリシュリュー翼(Richelieu)へ。
リシュリュー翼に入ると、両側に二つの「彫刻の中庭」があります。

左側がマルリーの中庭(Cour Marly)。
両側に立つ「マルリーの馬」(ギヨーム・クストー1世作)が躍動感にあふれています。

右側がピュジェの中庭(Cour Puget)。

ピュジェの彫刻の中に、アンドロメダ(Andromède)を救うペルセウス(Persée)の
彫刻がありました。足元にはメデューサ(Méduse)の首があります。

展示室に移動。ローマ神メルキュール(Mercure)。
羽の生えた靴を履いていますね。
そう、ギリシャ神話ではヘルメス(Hermès)です。

3人の美女(Les Trois Grâces)。

教会の祭壇(Retable)。
キリストの復活(La Résurrection du Christ)という名前が付いていました。

これ、超細かいんですよ!


中世以前の彫刻は、美術品としてそれ自体を見せるために作られたのではなく、
建築物、例えば教会や宮殿の装飾の一部として作られたわけで、
近代彫刻とは目的が違うように感じました。
これまで彫刻にはあまり興味がなかったのですが、
今日はなんだか彫刻ばっかり見入ってしまった。。。(汗)


そしてやっとお目当ての品、1つ目!
これが「目には目を、歯には歯を」で有名な、あの「ハンムラビ法典」が
記された石柱ですよ!

後ろ側にも楔文字がぎっしりです。

なんと、レプリカが三鷹にあるそうです(笑)

ハンムラビ法典の石柱以外にも、アッシリア、シュメール、バビロニアなど
メソポタミア文明の美術品が展示されています。

でも、メソポタミア美術は、間違いなくイギリス・大英博物館の勝ちですね。


お目当ての2つ目、ナポレオン3世の居室。
短期間とはいえ、フランスの皇帝(第2帝政)だったわけで、
皇帝らしい豪華な造りです。
そういえば、ルーヴルって宮殿だったんだ(汗)

これはお部屋の入り口部分。通路みたいな感じです。

大サロン(Grand Salon)。




大食堂(Grande Salle à Manger)。


お目当て3品目、フェルメール(Vermeer)。
17世紀のオランダ画家、フェルメールの作品は30数点しか残っていません。
ルーヴルには2点が所蔵されています。

「天文学者(L'astronome)」。

「レースを編む女(La Dentellière)」。
24cm×21cmの小さい作品です。

そして最後のお目当て品は、ラムセス2世の石像。
これも、いろんなところで目にする作品ですね。

その向かい側には、お行儀よく並んで座るライオンさんたち。
実は女神(Les Déesses à Tête de lionne Sekhmet)とのこと。


今日はルーヴルまでVélibで行ったので、使ったお金は1Eのみ。
コストパフォーマンス最高の充実の日曜日でした♪

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