2010年12月27日月曜日

Montmartre


パリの代表的観光ポイント、モンマルトルの丘。
モンマルトルの標高は129mで、パリで最も高い場所です。
丘の頂上にはサクレ・クール寺院(Basilique du Sacré-Coeur)があります。

パリに来た6月ごろ、知り合いのフランス人から、
「モンマルトルの辺りはスりやひったくりが多いから気をつけて!
財布もパスポートも全部家に置いて、小銭と切符だけ持って行くんだよ!」
と脅されていたため、なかなか足が向きませんでした(汗)
地元民が言うんだから、相当怖い場所なんだろうと。。。

でも日本人の友達はみんなすでに行ってる・・・あれ?
というわけで、6ヶ月以上経った今日、やっと行ってきました!

最寄り駅は、2番線のアンヴェール(Anvers)駅と12番線のアベス(Abbesses)駅。
乗り換えのしやすさから、アベス駅から行くことに。


アベス駅の入口は、1912年の12番線開通に合わせて作られた
アール・ヌーヴォー(Art Nouveau)様式。
このようにガラスの屋根がついているタイプは非常にレアで、
アベス駅のほかに、ポルト・ドーフィヌ(Porte Dauphine)駅、
シャトレ(Châtelet)駅の2箇所しか残っていません!!
(参考サイト: Les Edicules Guimard - Entrées de Métro d'Hector Guimard

モンマルトル界隈の町並みを楽しみながら、丘を登っていきます。
いつも見ているパリ中心地とは街の雰囲気が違いますね!
建物に派手さがありません。
バルコニーの手すりもほとんどなく、あってもゴテゴテしてません。
これはこれで、落ち着きがあっていい感じです♪



アベス駅からサクレ・クール寺院への最短経路では、
100段程度の階段を2回上ります。

階段を避けたい方は、フニクレール(Funiculaire)と呼ばれるケーブルカーに
乗りましょう。くれぐれもスリには気をつけて!

階段を上りきると、そこはテルトル広場(Place du Tertre)。
似顔絵を描く画家が集まる賑やかな場所です。
アコーディオンの演奏も聞こえてきて、
「これぞモンマルトル!」な雰囲気が広がります♪



はい、そしてやっと頂上です!
サクレ・クール寺院をどうぞ!

「サクレ・クール」とは「聖なる心臓」(聖心)という意味で、
フランスやベルギーなどに複数の寺院や教会があります。
パリのサクレ・クール寺院は1877年着工、1914年完成。
寺院内は撮影禁止でした。

サクレ・クール寺院にも魔除けのガーゴイル像がありますが、
口から氷柱が・・・(笑)
太陽が顔を出しても溶けないぐらい寒いんです(>_<)

寺院正面(南側)の階段。
分かりにくいですが、階段の右側にはケーブルカーの軌道があります。

寺院の北側の坂。モン・スニ通り(Rue du Mont Cenis)。
いい感じの湾曲。

サクレ・クール寺院の前から見たパリの風景。


そして、ご飯を食べてる間に夜が。
今頃の時期が一番昼が短いんですよね。
というわけで、再度正面へ回って夜のサクレ・クール寺院をパチリ♪


スリにもひったくりにも会わず、無事に帰宅。
ホッとしました。

ネットで調べてみると、やはりアンヴェール駅やピガール(Pigalle)駅周辺は
あまり治安がよくないそうですので、行かれる方は注意して下さいね。

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