プロヴァン旅行後編は、中世市場都市プロヴァンです!
(前編はこちら)
11~13世紀ごろ、この地域はシャンパーニュ伯の保護を受け、
シャンパーニュ大市が開催される交易都市として栄えました。
しかし、14世紀には衰退。
そのまま忘れ去られたかのように時が流れ現在へ・・・
おかげで13世紀のままの姿が残り、2001年、
プロヴァンは世界遺産(Le Patrimoine Mondial)に選定されました。
しかし!
この地域、寒さのせいか冬の間は営業時間がすごく短い!!
見どころがいくつかあるのですが、
冬の日曜日はだいたい14時から17時までしか開いていません(泣)
3時間で全部回れるかどうか・・・それでは行ってみましょう!
まずは、町の入口にある観光案内所(Office de Tourisme)。
ここの営業時間も12:30からです。
観光案内所で町の地図をもらって散策開始です。
まずは町の入口、サン・ジャン門(Porte Saint-Jean)が見えてきます。
12世紀ごろに作られた最も古い門だそうです。
最近修復工事がされたようで、まるで新築のような色に生まれ変わっていました。
5kmに渡って城壁が張り巡らされています。
城壁の上は一部歩けます。
町に入ると、十分の一税用の倉庫(Grange aux dîmes)と呼ばれる建物が。
税率10%ですか。いいなぁ(笑)
現在は博物館です。
博物館内部。入場料は3.8E(3箇所入れる共通入場券には割引あり)。
中世の生活様式などが展示されています。
この部分は地下道(後述)に繋がっていたようです。
博物館を出て町歩き。
木組みの家が立ち並ぶ旧市街地。
中世に迷い込んだみたいです。
プロヴァンで最も高い建物、セザール塔(Tour César)が見えてきました。
12世紀建造だそうです。
中に入ってみましょう。入場料3.8E(前述の共通入場券あり)。
中世の城、何か住んでそうで怖いですね・・・(汗)
塔の最上部内側。
こうやって木を組んで屋根を作るんですね。
展望台からの眺め。
お隣に立つサン・キリアース教会(Collégiale Saint-Quiriace)。
セザールの塔にも匹敵する大きさです。
プロヴァンは思ったより大きな町でした。
さて、隣の教会に行ってみましょう。
あれ?何だかヘンですね・・・
この教会、建設中に資金が底を尽き、本当なら美しいステンドグラスで
飾られるはずの窓がレンガで埋められているのです。。。
AllAboutに掲載されている2005年の情報では、内部立入禁止だったようですが、
今回はちゃんと中まで入れましたよ。
実に質素な内装でした。
旧市街地のある高台から坂を下って、新市街地を散策。
細路地好みの小道。でもここは臭かった(泣)
新市街地というだけあって、確かに新しい感じです。
市役所(Hôtel de Ville)。
メインストリート、ヴァル通り(Rue de Val)。
旧市街地に戻って来ました。
坂の途中に、神の家(Hôtel Dieu)と地下道(Souterrain)があります。
この町には地下道が張り巡らされていたそうです。
ここから地下道を見学することができますが、ガイドツアーのみ、
冬の日曜は14時、15時、16時の3回のみ。。。
時間を忘れてて入れませんでした(泣)
プロヴァンには5時間ぐらい滞在。
夕方には少しだけ太陽が顔を出しました。
短い滞在時間でしたが、中世の街並みを散策できて、とっても満足な旅でした。
新しい友達とも仲良くなれたし♪
帰国前にまた行きましょう!
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