2011年1月9日日曜日

Le Procope: Le plus ancien café du monde!!


本当に「世界最古のカフェ」かどうかは分かりませんが、
少なくとも「パリで最古のカフェ」と言われているル・プロコープ(Le Procope)に
昨日行ってきました。

イタリア・パレルモ出身のプロコピオさん(フランス語ではプロコープとなる)が、
325年前の1686年に開業。
看板の一つには「世界最古のカフェ」と書いてあります(写真忘れました)が、
フランス語版Wikipédiaでは「パリで最も古いカフェ・レストランの一つ」とあります。

フランス革命前には革命家が集まり、ここで革命思想が議論され、
ベンジャミン・フランクリンはアメリカ合衆国憲法の中の1章を起草という、
激動の歴史の中心だったようなカフェ。

今ではブラッセリー(Brasserie)として営業しており、
食事を楽しむお客さんでいつもいっぱい。
この日は早めに入ったので、写真を撮ったときには空席が目立ちましたが、
30分も経つと全部埋まりました!

カフェは結構広く、鏡がたくさん使われています。
とっても明るくていい感じ。





ナポレオン1世もお客様だったようで、
皇帝陛下の帽子も展示されています。

歴史の割りに値段は普通で、「前菜+メイン」または「メイン+デザート」の
小コースで19.9E。
サン・ジェルマン・デ・プレ界隈にあるにしては、良心的な価格と思います。




おいしかったです♪

お店の裏側、コメルス・サン・タンドレの中庭(Cour du Commerce Saint-André)。
こちらは石畳の小道。
パサージュ(歩行者専用)になっていて、風情があります。
300年前も、きっとあまり変わらない風景だったんでしょうね。

2 件のコメント:

  1. おいしそうな料理に、素敵な裏道ですね。
    時間を重ねた味わいがインテリアや重厚感のある雰囲気が
    身近に手ごろな値段で楽しめるのは良いですね♪
    昔から継承された価値あるものも身近に無いと、
    絵に描いた餅ですもんね。

    身近に感じると、一つずつ見るとゴテゴテのインテリアも絵画の中から飛び出して可愛くさえ思えますね^^

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  2. 日本にあったら多分浮くだろうなぁと思うほどの派手な装飾でも、
    なぜかパリにあると溶け込んでいる。

    何でだろう。いつも不思議に思います。
    多分暗めの、そして黄色を基調としたライティングのせいと思います。

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