2010年6月30日水曜日
UPMC, Paris VI
夫婦でノーベル物理学賞を受賞したピエールとマリ・キュリー。
物理学、特にラジウムの発見に心血を注いだ二人は、
ともにソルボンヌ大学の学生であり、教授でした。
今から100年以上前のことです。
現在、パリ第6大学は、卒業生である二人の名前を冠し、
ピエールとマリ・キュリー大学(Université Pierre et Marie Curie)
と呼ばれています。
UPMCの起源は、なんと1109年。
ギヨーム・ド・シャンポー(Guillaume de Champeaux)が
カルチェ・ラタン(Quartier latin)地区に聖ヴィクトル修道院
(Abbaye Saint-Victor)を建てたのが始まりとされています。
そして去年、大学は900周年を迎え、それに合わせて
ジュシュー(Jussieu)キャンパスに新しいビルが完成しました。
ザマンスキー塔(Tour Zamansky)と呼ばれるこの建物は、
カルチェ・ラタン地区のランドマークになっています。
ジュシューキャンパスには、UPMCのほかに、
パリ第7大学であるドゥニ・ディドロ(Denis Diderot)大学もあります。
UPMCには、LIP6と呼ばれる研究所があります。
これはLaboratoire d'Informatique Paris 6の略で、
日本語だと「パリ第6大学情報学研究所」となります。
UPMCとフランス国立科学研究センターCNRS
(Centre national de la recherche scientifique)
によって設立された研究所で、フランス最大の情報学研究機関とのことです。
写真は、大学の前にあるジュシュー広場(Place Jussieu)から撮りました。
2010年6月29日火曜日
Coupe du monde... Quel Dommage (>_<) ※
2010年6月28日月曜日
月曜日
6時起床。。。しかも携帯に国際電話で。
こんなに早く起きたのは2週間ぶりぐらいかな。
完全に夜型モードになってるので、キツかったです。
ま、何はともあれ、V氏の件が落着してよかった。
1時間でシャワー&朝食。それが1枚目の写真。
お味噌汁がお椀に、お茶が湯呑に入っていたら完璧なんですが。
カリフォルニア米は意外に美味しいです。
さすが「国寶」という名前だけあります。
ちなみに、品種はジャポニカ米です。
8時からskype使って日仏研究打合せ。
10時過ぎた途端に、ネットの状態が悪化しました。
8時から2時間っていうのはちょうどいいのかも知れませんね。
2枚目の写真が晩ごはん。
昨日と同じ白身魚です。スープは玉葱とベーコン、ご飯は朝の残り。
いたって普通の晩ごはんですけど、
お茶、苺の準備まで含めて20分でした!!
案外速いです。
2010年6月27日日曜日
日本通り
マルシェから帰ってきて、再度お買い物に出かけました。
昨日、itaruとIMしたとき、日本食の話になりまして・・・
ちょうどお米が切れてたのと、豆腐、油揚げが食べたくなって
またまたパリ京子まで出かけました。
京子はピラミッド(Pyramide)駅の近くにあり、
オペラ座(l'Opéra)(写真1枚目)からも近いため、
日本人観光客もたくさんいます。
また、京子の近くにはサンタンヌ通り(Rue Sainte-Anne)、
通称「日本通り」(写真2枚目)もあり、うどん、ラーメン、天ぷら、寿司など
日本食レストランがたくさん並んでいます。
それでついつい讃岐うどんの店へ・・・
うどんで13ユーロ。。。
まぁたまにはいいですかね(泣)
で、これが本日購入したもの。
残念ながら米はカリフォルニア産、日本米の半額でした・・・
油揚げ、納豆、そうめん、ふりかけ、七味、切干大根は日本からの輸入、
豆腐はフランス製、日清出前一丁はドイツ製でした。
占めて25.29ユーロ。6/22から7/4まで恒例の夏セール、全品15%引ですよ♪
Marché !
2010年6月26日土曜日
夜のお散歩
今日は20時まで仕事。
そこから2時間ほどお散歩しました。
まずは定番のパリ大学。
サン・ジェルマン大通り(Boulevard Saint-Germain)に面した場所に
パリ第5大学のルネ・デカルト(René Descartes)大学はあります。
「我思う、ゆえに我あり」(Je pense, donc je suis.)で有名なデカルトですが、
2次元XY平面を発明したのもデカルトです。
そんなデカルトの名前を冠するパリ第5大学には、
医学部、薬学部、心理学部などがあります。
2枚目は、オデオン座(Théâtre de l'Odéon)。
200年以上の歴史をもつ国立劇場です。
開場の際には、ルイ16世妃のマリー・アントアネットが臨席したとのこと。
サン・ジェルマン大通りから200mぐらい入ったところにあるので、静かです。
3枚目は、サン・ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Près)駅前に建つ
サン・ジェルマン・デ・プレ寺院。
なんと中世(6世紀)のまま残るパリ最古の教会だそうです。
この界隈は、1930~40年代のフランスの芸術・文学の中心地でした。
文筆家や哲学者が集まっていたと言われるレ・ドゥ・マゴ(Les Deux Magots)と
カフェ・ド・フロール(Café de Flore)が並んで建っています。
どちらのカフェも100年以上の歴史が・・・
そこから2時間ほどお散歩しました。
まずは定番のパリ大学。
サン・ジェルマン大通り(Boulevard Saint-Germain)に面した場所に
パリ第5大学のルネ・デカルト(René Descartes)大学はあります。
「我思う、ゆえに我あり」(Je pense, donc je suis.)で有名なデカルトですが、
2次元XY平面を発明したのもデカルトです。
そんなデカルトの名前を冠するパリ第5大学には、
医学部、薬学部、心理学部などがあります。
2枚目は、オデオン座(Théâtre de l'Odéon)。
200年以上の歴史をもつ国立劇場です。
開場の際には、ルイ16世妃のマリー・アントアネットが臨席したとのこと。
サン・ジェルマン大通りから200mぐらい入ったところにあるので、静かです。
3枚目は、サン・ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Près)駅前に建つ
サン・ジェルマン・デ・プレ寺院。
なんと中世(6世紀)のまま残るパリ最古の教会だそうです。
この界隈は、1930~40年代のフランスの芸術・文学の中心地でした。
文筆家や哲学者が集まっていたと言われるレ・ドゥ・マゴ(Les Deux Magots)と
カフェ・ド・フロール(Café de Flore)が並んで建っています。
どちらのカフェも100年以上の歴史が・・・
2010年6月25日金曜日
お昼ごはんのはずが・・・
2010年6月24日木曜日
セミナー
今日は、イタリア広場(Place d'Italie)の近くで開催された
研究セミナーに参加、以下の2件のプレゼンを聞きました。
(1) PacketShader: GPU-Accelerated Software router
(Prof. Sue Moon, KAIST)
PC上で動作するソフトウェアルータにおいて、グラフィック処理用の
プロセッサであるGPUを使ってパケット転送処理を行うというもの。
IPv6やIPsecパケットのように、処理オーバヘッドが増えれば増えるほど
CPUのみで処理するよりも高速になるとのことです。
これは、CPUが64ビットアーキテクチャであるのに対し、GPUが256ビット
アーキテクチャであるため。
処理能力(FLOPS)もGPUの方が高いですからね。
更に、PCIeバスさえあれば、ビデオカードを増やすのはCPUを増やすよりも
たやすいので、スケーラビリティも高いとか。
論文は、SIGCOMM2010に採録されているそうです。
(2) Social Computing Research at GSCT
(Prof. Sangki Han, KAIST)
KAIST(韓国先端科学技術大学院大学)のSocial Computing Labで
行われている研究の紹介。
SNSにおいて、影響力のあるユーザ(Influencer)が本当はどの程度の
影響力を持っているかを、アメリカのソーシャルゲーム会社と協力して
実験で明らかにしているそうです。
他にも、BlogやTwitterにおいて「Agenda Setter」と呼ばれるユーザと
いわゆる「セレブ」の間に、他ユーザへの影響力という観点からどのような
違いがあるか、などを講演。
分野の違う2つのプレゼンでしたが、どちらも興味深い内容でした。
しかし、毎週のように世界の第一線で活躍する研究者がやってきて
セミナーを開催しているLIP6って・・・やっぱりすごいです。
2010年6月23日水曜日
夜(?)のお散歩
今日は19時近くまで仕事。
まっすぐ家に帰ってくるんじゃ、パリにいる意味ない!
と思い、少し散歩してきました。
まずはパンテオン(Panthéon)。1792年竣工。
もとは教会でしたが、今ではフランスの偉人の墓になっています。
キュリー夫人、ビクトル・ユーゴー・・・
Wikipediaによると、フーコーの振り子(Pendule de Foucault)の
実験が行われたのもここだそうです。
今度、中に入って振り子の写真を撮ってきます!
次は、パンテオンの向かいにあるパリ第1&第2大学。
同じ建物内に、パンテオン・ソルボンヌ(Panthéon-Sorbonne)大学と
パンテオン・アサス(Panthéon-Assas)大学が入っています。
フランスで最初の法学部が設置された大学です。
3枚目は、いわゆる「ソルボンヌ大学」としてよく出てくる写真。
13校あるパリ大学の総長がいる場所です。
パリ第3大学の新ソルボンヌ(Sorbonne Nouvelle)大学が左側に、
パリ第4大学のパリ・ソルボンヌ(Paris-Sorbonne)大学が右側に
つながっています。
ちなみに、すごく天気がよく日差しが強いですが、
19時以降に撮った写真であることをお忘れなく・・・
まっすぐ家に帰ってくるんじゃ、パリにいる意味ない!
と思い、少し散歩してきました。
まずはパンテオン(Panthéon)。1792年竣工。
もとは教会でしたが、今ではフランスの偉人の墓になっています。
キュリー夫人、ビクトル・ユーゴー・・・
Wikipediaによると、フーコーの振り子(Pendule de Foucault)の
実験が行われたのもここだそうです。
今度、中に入って振り子の写真を撮ってきます!
次は、パンテオンの向かいにあるパリ第1&第2大学。
同じ建物内に、パンテオン・ソルボンヌ(Panthéon-Sorbonne)大学と
パンテオン・アサス(Panthéon-Assas)大学が入っています。
フランスで最初の法学部が設置された大学です。
3枚目は、いわゆる「ソルボンヌ大学」としてよく出てくる写真。
13校あるパリ大学の総長がいる場所です。
パリ第3大学の新ソルボンヌ(Sorbonne Nouvelle)大学が左側に、
パリ第4大学のパリ・ソルボンヌ(Paris-Sorbonne)大学が右側に
つながっています。
ちなみに、すごく天気がよく日差しが強いですが、
19時以降に撮った写真であることをお忘れなく・・・
通勤中?
今日もパリは快晴♪
いつもと違う駅(Gare d'Austerlitz)で降りて、職場まで歩きました。
途中で通ったパリ植物園(Jardin des Plantes)。
国立自然史博物館(Muséum National d'Histoire Naturelle)の庭園だそうです。
Wikipediaによると、1739年から50年間庭園の管理者を務めたのは、
モンテカルロ・シミュレーションのルーツ「ビュフォンの針」で有名な
ビュフォン伯ジョルジュ=ルイ・ルクレール
(Georges-Louis Leclerc, Comte de Buffon)だそうです。
数学者であり植物学者でもあったらしく・・・
昔の学者は本当に博識で尊敬します。。。(汗)
2010年6月22日火曜日
2010年6月21日月曜日
Avec ceci?
2010年6月20日日曜日
今日のお散歩
今日のお散歩はBelleVille(ベルヴィル)駅周辺。
デモがあったらしく、ビラが散乱してました。
近所にベルヴィル建築大学があります。
残念ながら、今日は見つけられなかった。。。
帰ってきてからGoogle MAPで見つけたので、今度写真撮ってきます。
日本と違って、日曜は買い物が思うようにできません。
アパートの近所のMonoprixは休業、Franprixは13時まで。。。
でも、BelleVilleのFranprixは、入口に「13時まで」って書いてあるのになぜか開いていました。
ここで食材購入して帰宅。
ちなみに、買い物袋を持っていなかったので袋を購入する羽目に。
0.89ユーロ(泣)今度から持ち歩こうっと。
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