2010年11月5日金曜日

Château de Versailles


ヴェルサイユ宮殿は、太陽王ルイ14世によって建設された宮殿で、
1979年に世界遺産に登録されました。
パリに来る観光客の多くが、この城を訪れます。

ルイ14世は、 当時の大蔵卿ニコラ・フーケ(Nicolas Fouquet)の居城である
ヴォー=ル=ヴィコント城(Château de Vaux-le-Vicomte)のあまりの豪華さに
激怒し、それに負けじとヴェルサイユ宮殿を建てたと言われています。
フーケはその後、横領罪で投獄されます・・・


たくさんの写真を撮りましたが、その一部をご覧下さい。

まずは、王のチャペル。
2階建てになっており、2階からの眺めがすばらしいです。

右翼2階に並ぶ部屋の天井画が見事です。
(部屋の名前はメモしていません・・・)




「戦争の間」の彫刻。
ルイ14世が馬に跨り、敵を踏みつけています。

そして、かの有名な鏡の間(鏡の回廊)。
長さ73m、幅10.5m、高さ12.3mだそうです。

王太子妃の部屋に敷かれた絨毯。
カラフルで、とってもキレイでした。


さて、宮殿内部の見学を終え中庭へ。
中庭から見た宮殿の裏側。

そして、物議を醸している村上隆氏の作品がここにも。
私は結構気に入りました(笑)

秋真っ只中のヴェルサイユ庭園。
黄色や赤色に色づいた木々が美しいです。

今週はずっと曇っていましたが、
今日は少しだけ青空が。
パリでは感じられない、本当に大きな空です。

「アポロンの噴水」から見た宮殿。

紅葉が美しい歩道を通って、トリアノンへ。


これが大トリアノン(Grand Trianon)。
ヴェルサイユ庭園内にある離宮で、ルイ14世も殊のほか愛したそうです。

大トリアノンの中庭。

葉の落ちた並木道を通って、小トリアノン(Petit Trianon)へ。

小トリアノン。
マリー・アントワネットが別荘として愛した建物。
小トリアノンの庭から撮影。

小トリアノンの庭にある「愛の殿堂」。
マリー・アントワネットが愛人のハンス・アクセル・フォン・フェルゼンと
密会した場所と言われています。

ベルベデール(Belvédère)。
音楽のサロン(Salon de Musique)とも呼ばれます。

小トリアノンの庭は、他の庭とは雰囲気が違います。
マリー・アントワネットの希望で、ここは英国式庭園になっています。

庭で見つけた美しい草木の写真をどうぞ。




小トリアノンからは、プチ・トラン(Petit Train)で宮殿まで移動。
宮殿近くの庭から見た3段の池です。
手前から、「ピラミッドの泉」、「ドラゴンの泉」、「ポセイドンの泉」です。

※ ヴェルサイユ宮殿への行き方
RER C線、Versailles-Rive-Gauche駅下車、徒歩5分

パリ市内から片道3.05E。
入場料12E、トリアノンとのセット入場料18E。
Versailles-Rive-Gauche駅の売店でも入場券が買えます(セット分18Eのみ)。

駅を出て、ド・ゴール将軍通り(Avenue du Général de Gaulle)を右へ。
並木道のパリ通り(Avenue de Paris)を左へ曲がれば、正面に宮殿が見えます。

※ 注意
RER C線などの郊外路線は、スリや引ったくりが多発します。
所持品には十分ご注意下さい!

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